屠所の羊

備忘録

どれだけ私が慎重に言葉を選んで紡いで投げかけても,あなたにとってはただの1本の糸でしかなくて,きっと色合いくらいしか気がついてないのね.

そこにどんな選択があってもなくても,きっと結果は変わらないのね.

不憫なひと.

それでも大切に紡ぐしかできないから,言の葉ひとつひとつに魂は宿るから,私が活かすのは私の気持ち.

きれいな糸を紡ぐよ.あなたときれいな生地が織れるように.

どんな色でもいいでしょう.

もうすぐ七色の虹になる.